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UenoOkachimachi F Dermatology
2022 / CLINIC
Client:UenoOkachimachi F Dermatology
Site:Taito-ku Tokyo Japan
Floor space:214.95㎡
Design Office:ilma design Inc.
Project Designer:Takatoshi Gen
Construction Company:Uca Ltd.; Co.
Photo: Yujiro Hanada
新規開業される皮膚科の内装設計プロジェクト。 場所は日本最大の宝石の街とも呼ばれる御徒町にある商業テナントビル7階の区画である。 江戸時代から寺院の多い街として知られた御徒町には、仏具などの飾り職人も自然と多く集まるようになり、明治維新以降はそうした職人たちが宝飾品を作るようになったため、宝石の街として発展した歴史がある。その御徒町がもつ空気感を内装にも取り入れられないかと考えた。 宝石のカッティング方法にファセットカットという方法がある。宝石の表面に角度の違う多数の小さな切子面(ファセット)が幾何学的に組み合わされた方法である。そこで内装にも幾何学的な要素を取り込みたいと考え、床材に不等辺四角形のタイルをセレクトした。不等辺四角形は英語で「trapezium」と略され、《幾何》平行な辺のない四角形を意味する。この不等辺四角形のタイルがエントランスからレセプション、ウェイティング、奥のパウダールームまでを繋いでいる。
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